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マルチファンクションハンマーキット&テクスチャースタンプ

2021.11.10
マルチファンクションハンマーキット&テクスチャースタンプ

こんにちは。インプレスアートスタンプ部です。

  

10月21日~1023日に開催した「素材博覧会2021横浜」に
出展者としてインプレスアートも参加してきました! 

 はじめてインプレスアートをご覧になった方からも、
「かわいい!」「やってみたい!」というありがたいお声を多数いただきました。

 文字の刻印に興味を持たれる方はもちろん多かったのですが、
「これってどうやるんですか?」と
展示していた作品サンプルを見てよく聞かれたのが
スタンピングブランクにテクスチャーをつけた作品です。

 一見、職人が作ったような仕上がりに
難易度が高く感じられるかもしれませんが、
以前にもメタルスタンプの読みものでご紹介した
「マルチファンクションハンマーキット」と
「テクスチャースタンプ」を使えば、
とてもかんたんにテクスチャーをつけることができます! 

 

デザインの幅をより広げていただけるよう、
今回は「マルチファンクションハンマーキット&テクスチャースタンプ」の使い方を
あらためてご紹介したいと思います。

 

 

1.テクスチャーをかんたんに。必ず持っておきたい「マルチファンクションハンマーキット」 

2.バリエーションが広がる! 「テクスチャースタンプ」 

 

 

1.テクスチャーをかんたんに。必ず持っておきたい「マルチファンクションハンマーキット」 

 

マルチファンクションハンマーキット」は、
ヘッド部分を付け替えることで、
「叩く」「平らにする」「くぼみをつける」「テクスチャーをつける」など、
様々な用途に使用できるハンマーキットです。

写真左から

「ナイロンヘッド」
「チェイシングヘッド」
「ボールペインヘッド」
「テクスチャースタンプ」
「マルチファンクションハンマー」

この5点がセットで入っています。

その中で、テクスチャーをつけるためのツールは
チェイシングヘッド、ボールペインヘッド、テクスチャースタンプ
この3点をマルチファンクションハンマーのヘッド部分に差し込んで使います。

写真は「チェイシングヘッド」です。
「くぼみ」があるので、ハンマーの持ち手の方向に向けて差し込みます。

 

 

ヘッドを奥まで差し込んだら、
持ち手の部分にあるネジを締めて固定します。

 

ヘッドを装着できました。

 

ハンマーでスタンピングブランクを「トントントン」と
ランダムに叩いていきます。

スチールブロックにスタンピングブランクを置いて、
動かないようテープで固定しましょう。
慣れてきたら手で押さえるだけでもOKです。 

押さえている手を打たないよう、
くれぐれもケガにはご注意ください。

 

 

スタンピングブランクを全体的にまんべんなく叩きました。
表面に槌目のような凹凸ができ、
光が当たる角度でキラキラ輝くテクスチャーになりました◎

 

 

今度は「ボールペインヘッド」を使って、
同じ要領でテクスチャーをつけてみます。

ハンマーで叩くと、ブランクに小さいくぼみがつきます。
チェイシングヘッドと比べると細かな凹凸ですね。
叩く力の強弱でくぼみの大きさが加減できます◎

 

 

 

こちらはテクスチャースタンプです。

チェイシングヘッドやボールペインヘッドとは違い、
模様を刻印するデザインスタンプになります。

 

Ergo-Angle™ スタンピングハンマー」を使ったハンドスタンプが可能です。

 

 

スタンプを垂直に押さえて、スタンピングハンマーで叩きます。

 

細かな模様の刻印ができました! 

 

 

スタンプの位置をずらしながら、
ブランク全体に刻印を入れていきましょう。 

ドーナツやパフェにちりばめたチョコスプレーのような
ランダムなテクスチャーに仕上がります。

 

 

ここからは、再びマルチファンクションハンマーの出番です。

マルチファンクションハンマーは、
6mmサイズのメタルスタンプを装着することができます。

チェイシングヘッドやボールペインヘッドとは違ってくぼみがないので、
ハンマーに差し込む際は持ち手のネジをしっかり締めて固定しましょう。 

スタンプでもヘッドでも同様なのですが、
ハンマーで叩いていると、その振動で徐々に持ち手のネジが緩んできます。
叩いている音が「カチャカチャカチャ」という軽い音に変わったら、
それはネジが緩んでスタンプやヘッドが外れた合図です。

再びネジを締めて、スタンプやヘッドをしっかりと固定してください。

 

それでは、ハンマーで直接ブランクを叩いていきます。

チェイシングヘッド、ボールペインヘッド同様、
ブランク一面をランダムに叩いていきます。

 

 

ハンドスタンプとはまた違って、繊細さがありますね。

ブランクの穴を真上に縦方向でテクスチャーをつけたので、
今度は穴の位置を横にして、
横方向にもテクスチャーを重ねてみましょう! 

模様がより細かく、ブランク全体につきました!

 

 

今つけた模様4つを並べて比べてみましょう。

①左上:ハンドスタンプ
②右上:ハンドスタンプ(全体)
③左下:マルチファンクションハンマー(縦方向)
④右下:マルチファンクションハンマー(縦方向+横方向)

もともとランダムな模様のデザインなので、
③と④を比べても大きな違いはありませんが、
縦方向と横方向方から模様をまんべんなくつけることによって、
斑のないテクスチャーに仕上がりました◎ 

 

テクスチャースタンプは他にも単品のデザインがあるので、
これからご紹介していきます! 

 

 

2.バリエーションが広がる! 「テクスチャースタンプ」

 

写真左から、

縦線(U1078/6)
斜め線(U1079/6)
縦線テクスチャースタンプ(U1080/6)
網目模様テクスチャースタンプ(U1081/6)

こちらの4種類のスタンプが、
マルチファンクションハンマーと一緒に使えるスタンプです。 

テクスチャーをこだわりたい方には、
ぜひ追加で持っていただきたいアイテムたちです! 

 

マルチファンクションハンマーキットに含まれるテクスチャースタンプと同じく、
①~④の打ち方の比較でそれぞれご紹介します。

①左上:ハンドスタンプ
②右上:ハンドスタンプ(全体)
③左下:マルチファンクションハンマー(縦方向)
④右下:マルチファンクションハンマー(縦方向+横方向)

  

《縦線》

しっかりとした太線がスタンプできる「縦線(U1078/6)
一方向の線のデザインなので、④のように横方向にもスタンプを入れると、
模様が格子のように浮かびますね。

 

 

《斜め線》

線が交互に斜めに折り重なる「斜め線(U1079/6)
スタンプを少しずつずらして全体的にハンドスタンプすれば、味のあるブランクに◎
マルチファンクションハンマーで打った③は、絣模様のよう。

  

 

《縦線テクスチャースタンプ》

縦線テクスチャースタンプ(U1080/6)」は、
リズムがあるデザインの縦線です。
縦と横方向で打った④は、細かな格子状に。

 

 

《網目模様テクスチャースタンプ》

その名のとおりの「網目模様テクスチャースタンプ(U1081/6)
ハンドスタンプをした②は、くっきりと網目模様が刻印できます。
マルチファンクションハンマーを使った③は、
キラキラと光彩が広がったようにも見えますね。

 

どのスタンプも、力加減や、どのくらい密に打つか、
工夫次第でテクスチャーの印象が変わってきます。

テクスチャーでオリジナリティを追求してみても楽しそうですね! 

 

 

   

 

いかがでしたか? 

 

スタンピングハンマーで打つか、
マルチファンクションハンマーを使って打つか、
テクスチャーの仕上がりの違いがおもしろいですね◎ 

以前ご紹介した読みものでは、参考作品も掲載してます。
あわせてチェックしてみてください。

 

▶【商品紹介】仕上がりに差をつけよう! 表面加工シリーズ

【新商品】ブランクに線模様のテクスチャーをつけられる! 4つのデザインスタンプ

  

ぜひ、マルチファンクションハンマーを使って、
テクスチャーのある作品づくりをお楽しみください。 

 

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